洗剤 と 肌荒れ の関係

主婦業をしていると、洗い物で手が荒れてしまったという話はよく耳にします。

洗剤によって肌荒れを起こしてしまったわけですが、何故洗剤は手荒れを起こすのかを考えてみたいと思います。

そもそも、肌荒れは、皮膚の水分が減少してしまうことで起こりますが、肌が水分を保つには、NMFと呼ばれる天然保湿成分、細胞間にある細胞間脂質、皮膚表面の皮脂膜、主にこれら3つの作用が水分保持に重要となります。

洗剤と関わりが出てくるのが、皮脂膜になります。

皮脂膜は皮膚表面を覆うことで、水分の蒸発を防いだり、外部からの刺激から肌を守ったりしてくれますが、ある意味では皮脂膜は油汚れでもあります。そのため、汚れを落とす洗剤を使うことによって、皮脂膜も一緒に落としてしまうのです。

洗剤の本来の意味からすると、肌荒れを起こしてしまうのは当然とも言えますね。そのため、肌荒れを起こしやすい人は、ゴム手袋をするなどして、洗剤の刺激を遮断する必要があります。

肌に優しい洗剤というのも発売されていますが、その分どうしても洗浄力は弱くなります。肌への優しさと洗浄力は反比例の関係にあるので、その辺りを見極めて商品を選んでいく必要があります。

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